山陰本線
二条駅とその周辺
駅舎内に貴賓室もあった、古風な二条駅。この近くに親戚があったので、よく来ました。祖母の背中で通り行く列車を見たのが、鉄への入り口だったかもしれません。はたして、私の目の前を通り過ぎた列車は、C51に引かれていたのでしょうか。
二条駅の正面の通りは御池通で、二条通は少し北になります。(左)D51の貨物とDF50の客レの交換風景。(右)
余談になりますが、この二条駅には、丹波、丹後方面から飛脚さんが大勢こられてました。飛脚さんは二条駅まで、宅配の荷物や地元の産物を列車に乗って運んできます。荷物を二条駅近くの取次所に渡し、持ってきた産物を売った後、再び列車に乗って帰って行きます。午後になると、飛脚さん達は列車を待つ間、待合室でのんびりしているのでした。
その後、トラックで運ぶようになりましたが、宅配便が普及した今は、どうなっているのでしょうか。
二条駅を発車する上り列車。
C57の客レ。(左)梅操まであと一息。(中)借り入れ車でしょう。
ズルツァーエンジンのDF50。(右)
二条駅を出発したC575。(左)(中)
平地でも駅出発は迫力の重連。(右)
二条駅を発車した、D51499。(左)
D51944はこの後奈良区に転属となり草津・関西本線で活躍しました。後には、デフに鹿マークをつけイベント列車に活躍しました。(右)
福知山区のD51にトラブルがあったのでしょう。C57に振替です。
【裏話】私の通っていた中学から梅小路操車場で出発待機する列車が見えます。
この日は、C57が牽引するのが見えたので、家まで大急ぎでカメラを取りに帰って、直ぐさま二条駅まで自転車をブッ飛ばして、二条駅の出発にどうにか間に合いました。息を切らせながらの撮影です。今でも、覚えています。
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