片町線は現在、JR学研都市線という近代的(?)愛称で呼ばれていますが、私の知る片町線は、大阪の片町(1997年廃止)を起点に長尾までが電化区間、長尾から木津までは非電化区間でした。いずれの区間も近代化の遅れたローカル線でした。
電化区間は73系・41系に混じって、モハ43改造のクモハ31が現役で活躍するという、『ゲタ電王国』でした。
一方、長尾−木津の非電化区間は、一時間に一本くらい気動車が走る超ローカル線で、何を運んでいたのか解りませんが、C11の貨物列車も走っていました。
【鴫野駅】
モハ43改造のクモハ31。『ゲタ電』の呼び名がよく似合う。
クハ79二態。
このサイトのアップ作業に入るまで、(左)はクハ55と思っていましたが、よく見りゃ4ドア。
4ドア化されたクハ79となった車輌ですが、元はクハ47かクハ58です。
【長尾】
これも、クハ55と思いきや、クハ58から改造された唯一半流のクハ79です。(左)
長尾に停車中のクモハ31(右)
長尾に着いたクモハ73。(左)
「木津」方面に行くキハ20とのご対面です。(右)
【木津】
C11の貨物列車(左)
今思えば、なぜこの線に貨物列車が必要だったのでしょう。(右)
お別れ列車にしては、ヘッドマークがない。(左)
木津を発車するC11。(右)
木津付近でキハ20(左)
このあたりの名物天井川をくぐる(右)